あるサイトをコアサーバーで運用しているのですが、500エラーでどのページも表示されなくなっていました。
解決したので、自分用メモとしても書いておきます。
あまりアクセスが無いサイトで気が付かなかったけど、数日間この状態だったようです。
何気なくアクセス解析を見ていたら、11月1日までは毎日数十アクセスがあったのに、11月2日から突然「0」。
ん?なんでや?
ってことで原因を探りました。考えられるのは
- プラグイン
- .htaccess
- phpのバージョン
- アップデート途中になんらかの障害が発生
等々
結論から書くと、WordPressの最新バージョンにアップデート中に、なんらかの事情で途中で止まってしまったからのようです。
FTPでサイトに接続し、「.maintenance」ファイルがあったので確信しました。プラグインやテーマ、WordPressのアップデート中はこの「.maintenance」が作られるんです。アップデートが終わればこのファイルは自動的に削除されます。
つまり、「.maintenance」が残っているということは、途中で止まったんだなと。
あと、ファイルの更新日を見るとヒントが見つかりました。
WordPressのインストールされている各ファイルの中で、「wp-trackback.php」ってのが11月2日の更新日になっていました。
これは怪しい
11月2日は何も操作していないので、自動アップデートがあったんじゃないかと思い、WordPress日本語サイト(https://ja.wordpress.org/download/)のリリース日を見ると、バージョン6.1が2022年11月2日にリリースされています。ビンゴ!
zipファイルをダウンロードし、解凍。サーバー側のフォルダやファイルをざっと比べていくと。
ありました。[wp-content]⇒[upgrade]に本来は何もないハズなのに、[wordpress-6.1-new-bundled]が残っているじゃん。
手動で6.1の各ファイルを上書きしていったら直るかも?
ってことで、DBやら各ファイルやらをFTPで先ずはバックアップ。とりあえず全てダウンロードしたので結構時間かかりました(20~30分?)。
で、そのあと6.1のzipファイルを解凍したWordPressの各ファイルを慎重に上書きしながら、サイトをリロードしていくと。
[wp-admin]を上書きし終わったぐらいで、サイトが正常に表示されるようになりました。やった!
ここで止めても良かったかと思ったのですが、逆に「ここまできたら全部上書きしといたほうがええやろ」ってことで、全て上書きしときました。
各ページもちゃんと表示されるか確認して、今回の作業は終了です。
無事表示されて良かった~。
WordPressのバージョンアップを自動にしていたのが、アダになったようです。自動バージョンアップは便利だけど、こんなデメリットがあるんですね。
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